我が国の伝統文化の底辺を支えるものとして

我が国の伝統文化に必要な素材の伝承をお手伝いしています。

文化財から古民家まで

寺社仏閣も農村の民家も我が国に残された伝統建築物は全てが私たちの大切なタカラです。

改修・再生・復元、そして新築

作り上げるためには、様々な伝統素材が不可欠です。

伝統素材の伝承を

失われつつある伝統素材。その継承、伝承を支援しています。

漆喰の専門家として

多くの伝統素材の中でも特に漆喰を専門として、その再普及を目指して活動しています。

古民家の保存、古材・伝統資財の活用・再利用を呼びかけています。

古民家を守ることは伝統素材を守ること。そして伝統技術を、左官文化を守ること。

朽ちてなお美しいのが我が国の伝統素材

摩耗、風化、汚れ、カビ…それでも美しく見える素敵な文化があります。

伝統は伝承と革新

伝統素材で創る、新たな文化づくりをお手伝いします。

素材を受け継ぐお手伝い 「でんでん協会」です


伝統を伝え続けるために様々な場面で必要となるのが、その素材。
伝えられてきた素材。それらを未来へ伝えること。そして、それらがより良いものになるよう常に挑戦していくこと。 素材づくり、素材さがし、素材の研究。その支援こそが伝統素材伝承支援協会の役目です。


日本の伝統美は千年以上かけて、残されてきたのではなく長い時間をかけて進化してきたものであると考えます。
残されてきたものこそが本物であり、様々な変化を経て残されたカタチ。
今も残る古民家や、古くから残されてきた寺社仏閣。
風雨に晒され自然と同化していくその姿。
私たちの心の奥底にはそれらを「美しい」と感じることができる心のスヰッチが残されているはずです。

長い年月をかけた「伝承」と「革新」の繰り返し。私たちはそれを「伝統」と呼んでいます。
現代に生きる私たちは、常に本物を本物と認識し、素材と技術を伝承し続けていくことを目指さなければなりません。
ところが現在、我が国の伝統文化を支えてきた素材は需要の低下や後継者不足、環境破壊によってそれ自体の確保が難しくなっており、 また、幾度となく再利用されてきたはずの古材をはじめとする伝統資財は、スクラップアンドビルドの考えが浸透してしまった建設業界において、価値を持たないゴミとして捨てられていく悲しい状況にあります。

私たちは伝統文化の底辺を支える者として、伝統素材を残すための活動を行うべく本会を設立いたしました。

漆喰を中心とした左官材料についての知識見識を広く集め、広く伝え、たくわえ、左官文化を後生に残す活動を行うだけでなく、 塩焼き石灰、苆(すさ)、海藻のり、青表などの伝統素材生産者の方々、並びに麻、海藻、和紙、藺草、顔料、油など、失われつつある 原料生産者の支援活動を行って参ります。

平成30年度 全国古民家再生協会 地区会員大会

全国古民家再生協会 地区会員大会が全国各地で開催されました。
当協会からは東北地区大会へ参加させていただきました。

平成30年6月30日 東北地区会員大会

青森県三沢市の星野リゾート青森屋において開催されました。

敷地内へ移築された南部曲家、旧渋沢邸の見学の後、当会理事長より「日本の壁はみちのくが支える」の演題にて伝統素材に関する講演が行われました。

東北6県ほか各地からの参加により盛会に終わりました。


第8回 全国古民家再生協会 全国会員大会が開催されました

2018-03-08

東京都千代田区のホテルグランドアーク半蔵門にて、一般社団法人全国古民家再生協会 第8回全国大会が開催されました。

今年も北海道から沖縄まで、全国から多くの会員が集いました。


国会会期中のお忙しい中、自民党の国会議員による古民家再生議員連盟、公明党の国会議員による古民家再生議員懇話会の皆様に駆けつけていただきご挨拶をいただいたほか、各省庁からも多数ご出席賜りました。

ますます活動が加速していきます。